「ハートで感じる英文法」で英語を学ぶ!

「ハートで感じる英文法」レポ&感想 第1回 

始まりました 「ハートで感じる英文法」再放送!

「ハートで感じる英文法」の第1回のお題は、イメージでつかむ前置詞の世界。

今回は、前置詞の "on" の解説です。

辞書で "on" を引くと、様々な意味が並んでいます。

・〜の上に
・〜にくっついて
・〜の方へ
・〜の状態で
・〜に基づいて
・〜と同時に

・・・などなど。

これを覚えるのは至難の技ですよね。
しかも、丸暗記したところで、使いこなすことができないというのが、最大の問題・・。

でも、ネイティブの感覚・基本イメージをつかむと、たくさんある意味を覚えなくても、自然に使えるようになるとのこと。

on の基本イメージは・・・ということで、画面に登場したのがボールを抱えたジャスミン。

そっとテーブルの上にボールを置いています。

on の基本イメージは、このテーブルの上のボールのイメージ。
この接触していることがポイントで、テーブルの上に置かれていようが、壁に貼りついていようが、接触していれば、"on" が使えるそうです。

たとえば、焼き鳥(ネギマ?)は、"chiken on a skewer(串)"。
鶏肉が串と接触しているから、"on" が使われるんですね。

ここで "on" を使うというのは、基本イメージをつかんでいないと、なかなか難しいのではないでしょうか?

更に解説は進みます。
前置詞は元々のイメージが単純だからこそ、イメージを広げて豊かに使うことができるとのこと。

たとえば、"He has a lot on his mind."

これは、テーブルの上にボールが乗っているイメージを派生させて、そのボールがテーブルを下に押して、ぐぐっとテーブルがたわんでいるイメージ。

ここから、「たくさんのことが、彼の心をぐぐっと押している」→プレッシャーがかかっている、悩んでいる・・というような意味になります。

また、"Concentrate on what the teacher is saying" (先生が言っていることに集中しなさい)という場合、集中するというのは、ぐぐっと何かに向かって圧力をかけている感じがあるので、"on" を使う・・・とのこと。

学生時代、"concentrate on" という熟語を覚えた記憶がありますが、前置詞の基本イメージを押さえると、熟語を丸暗記する必要がなくなる・・・というのが、感動です。

そもそも、ネイティブの頭の中には、動詞+前置詞の組み合わせを、理屈もなく丸暗記しないといけない・・という発想がないというのもビックリでした。

学生時代、1,000個以上も熟語を丸暗記したのは、何だったんでしょうか・・・。
しかも、今となってはほとんど覚えていないし・・・(汗)

でも、基本イメージをつかんで、感覚で自由に動詞と前置詞を組み合わせれば良いと言われると、とても気が楽になりますね〜。

そして、クリス先生の街頭インタビューコーナー。

He turned towards me.
He turned on me.

今回は、この2つの英文が、どのように意味が違うのか?という問題でした。

パッと見た印象では、前置詞が違うだけで、大して意味は変わらないんじゃない?と思ったのですが、実はまったく違うことが分かりました。

街頭インタビューを受けていたネイティブの方々が言われていたのは、
上の英文は、普通に振り向く動作、
でも、下の英文は、怒っているとか、振り向きざまに襲いかかってくるとかいう感触があるとのこと。

on のググッと圧力を与える感じが、この英文にも生きているんですね。

それにしても、前置詞が違うだけで、これほど英文の意味が変わってくるとはビックリです。

その他、
・listen to
・listen for
・listen in
の意味の違いも、それぞれの前置詞の基本イメージさえ掴めば、丸暗記しなくても理解できる・・というお話もされていました。

いや〜、第1回から、ものすごく目からウロコな内容でした。

学生時代に、ひたすら丸暗記した熟語の数々・・・。
前置詞の基本イメージさえ掴めば、丸暗記する必要がなかった・・というのが判明したのが、一番の衝撃でした。

次回も楽しみです。

ちなみに、今回の前置詞の話に興味を持たれた方にオススメなのが、大西泰斗先生の みるみる身につく!イメージ英語革命 です。

色々な熟語を例に挙げて、それぞれの前置詞の基本イメージや、さらに突っ込んだ派生イメージの解説が載っています。

文庫本なので、お手頃価格なのも嬉しいですね。