「ハートで感じる英文法」レポ&感想 第2回
大西泰斗先生のNHKの英語講座「ハートで感じる英文法」の2回目は、冠詞について。
冠詞といえば、中学1年生のときに"This is a pen." などという文で、最初の頃に習うのですが、いまだに定冠詞 "the" との使い分けが、今ひとつ分からなかったりしませんか?
そんな冠詞の世界、大西先生のハートで感じる方式の説明では、どうなるのでしょうか?
まずは、定冠詞 "the" について。
the の基本イメージ・感覚は、「ひとつに決まる」。
番組では、たくさんの女の子がいる中で、一人の子にスポットライトがパンッと当たる・・・というのが出てきました。
次は、不定冠詞の "a" です。
a の基本イメージは、「ひとつに決まらない」。
the が、たくさんいる女の子の中から、一人の女の子にパンッとスポットライトが当たる感覚なのに対して、"a" の場合はたくさんいる女の子の間をフラフラとさまよっている感じです。
この "a" は、「1つの」というように習ったかと思いますが、実はちょっと違います。
「1」という数に力点が置かれているのは、"a" ではなく、"one" です。
a は、あくまでも「ひとつに決まらない」というところに力点が置かれています。
つまり、"a book" は、「1冊の本」というのではなく、「どれでもいい本(1冊)」という意味なんですね。
そして、最後に問題。
I'll put a carrot in the fried rice.
I'll put carrot in the fried rice.
(チャーハンに、ニンジンを入れます)
食べたくないチャーハンは、どちらでしょう? という問題です。
a があるか無いか・・という違いなんですけど、正解は、上の文章。
それは、"a carrot" というと、ニンジンが1本丸ごと入っているということになるから・・だそうです。
a がつくか、つかないか、というのは、その名詞が数えられるか数えられないかで決まりますよね。
数えられる名詞か、数えられない名詞かは、「形があるかないか」で決まるのだそうです。
たとえば、水は形がないので "a water" とは言えません。
ニンジンもそれと同じことで、スライスされてニンジンの元の形がなくなったら、形がない=数えられない名詞扱いになるのです。
ここは、ものすごく目からウロコでした。
これまでは、可算名詞・不可算名詞というのを丸暗記するしかないと思っていたので、時々どっちか分からなくなっていたんですけど、「形があるかないか」で区別すると覚えやすいですよね。
間違って、"I ate a chiken." なんて言ってしまうと、鶏を丸々一匹食べたことになりますが、こういうのは分かっていないと思わず言ってしまいそうですしね・・。
最後に大西先生が、規則を丸暗記するより、簡単な感覚を身につければ、より正しく、より深く理解できるようになると言われていましたが、それがとても実感できた回でした。