「ハートで感じる英文法」レポ&感想

「ハートで感じる英文法」レポ&感想 第3回

大西泰斗先生のNHKの英語講座「ハートで感じる英文法」3回目のお題は、"that" について。

英文法で習う "that" には、色々な用法があります。

・that book(あの本)のような指示代名詞

・that節といわれるもの

・関係代名詞のthat
などなど。

でも、これらのthatの色々な用法は、実は「たった1つの」簡単なイメージで全部説明できる・・・という大西泰斗先生のビックリ説明で始まった、今回の「ハートで感じる英文法」。

that の気持ちは、何かを指し示すこと。
指し示すことで、相手の関心を対象に向けさせるという感じです。

そして、指し示す気持ちさえあれば、どんなものでも指し示すことができるとのこと。
「あの本」というように指し示すだけではなく、前の文脈の一部を指し示すこともできます。
この「指し示す」という基本イメージをさらに膨らませると、対象を指し示して相手の関心をそこに向けさせる・・・つまり、相手の関心をその対象に「丁寧に導く」感覚が生まれてきます。

たとえば、今回のネイティブへの街頭インタビューで出て来た例文。
奥さんに浮気がバレた旦那さんが、一生懸命言い訳をしているのを聞いて、怒った奥さんが言うセリフはどちら?

・I think that you're lying.
・I think you're lying.

という質問で、ネイティブは全員thatがない方を選んでいましたよね。

よく学校では、動詞の後ろにある "that" は省略可能と習いますが、そうではなくて、「丁寧に導く」必要がないからこそ(たとえば怒りの感情をストレートに乗せた文だからこそ)、 "that" が省略されるとのこと。

適当に"that"を付けたり付けなかったりしているわけではなかった・・・というのが分かったのは、かなりの衝撃でした。

そんなことは、学校の英文法ではこれっぽっちも習わなかった〜〜〜!!と叫びそうになりました。

でも、この感覚を身につけていると、英語の奥にある気持ちが少しは分かってきそうですね。

thatを付けるか付けないかという選択には、ちゃんと理由があったのだという大西先生の説明には、目からウロコがボロボロ落ちました。

その前に、関係代名詞もthat節も、指示代名詞も、基本となる感覚は全部同じ・・という説明からして、斬新でしたね。

言われてみれば、全部同じ"that"なのに、まったく別のものだと思う方がおかしい気もしますね(汗)